このマジックは基本的に一発芸ですから最初のリアクションは「えっ?」です。次に決まって「もう一回やって」と言われますからリクエストに応えるとリアクションは少し大きくなります。
そして3回目で上から親指を貫通させられれば歓声があがります。
最後にそのまま人差し指を貫通させて下に抜けば大盛り上がりに。
因みに自分は数ヶ月練習して指を貫通させるところまで行けてないので、貰えるリアクションは「えっ、何それ?」が今のところの限界です。
ふじいあきらさん…心底尊敬します。
手に湿り気がある状態で、且つテーブルを使えるシチュエーションなら何とかなるんですが…立ったままだとどうにもなりません。
リンギングシガレットといいサイドワンダーといい、ふじいあきらさんてホントに凄いなぁ って憧れるばかりです。
因みに、とあるマジックバーでふじいあきらさんの技を数十センチの距離で見たことが2回ありますが、このサイドワンダーについてはタネを知ってるにも関わらず技をやった瞬間すら気付きませんでした。
習得出来る出来ないは別として、ぜひ知ってほしい作品です。
カード当ての一つとして、メンタルマジックの導入として、または催眠誘導の掴みとして、どの面から見てもおすすめです。
あえて演じる当たって怖いと思うのはお客選びになるかもしれませんが、出くわしてしまうであろう挑戦的なお客さん相手についてもフォローされてるあたりがまた親切ですね。
振り子さえあれば借りたデックでもできるし、アイデア次第では無限の使い方あります。これは買って損はありません。
マジックを始めた頃youtubeにアップしてる人達の動画を観て練習し、クラシックパスとターンオーバーパスは得意な技になりました。でもこのDVDを観たら自分がそれまでターンオーバーパスだと思ってた…と言うかいろんな人がターンオーバーパスと言っている技はボブルパスと紹介されていてビックリ。
ターンオーバーはパスしながらデックをひっくり返すのか…知らなかったし、技の名前を間違えて覚えてる人って結構多いんじゃないかなって思います。
それはさておき、こういう技法集は勉強になるので買って損はしませんね。
この商品はマニアックなマジックが好きな方のみ購入しましょう。マニアックなマジックをコレクションしている方にはお勧めです。自称マニアックなマジックコレクターの方、どうぞ!^^
全部やるわけにもいかないから組み合わせ悩む。
短いのラストまで見せないのが好き。
ビジュアルなもの多めだけど観客参加型にも応用可能。
しばらくロープの長さ適当にやってたけど、このDVDで解説されてる通りの長さにしたらバランスよくなった。
小ネタとして使えますね。結構ビジュアル的に強烈なのでウケますよ。ネタの処理もやり易く、シルクや相手から借りたスマホも、演じた後すぐに手渡し可能です。数人の前でも1~2メートルくらいの距離があれば、まずバレないと思います。
例の挿絵の羅列という面白デザインは大好き。
カードの硬すぎる感じも好みですが、滑りにかなり問題があります。
表面の加工がツルツルで、水分や油が浮いてしまうのか一部分だけファンにならないということになり、グライドしても数枚カードが巻き込まれることがあったり、かなり使い辛いです。
NOCやプレイフェアと似てますがそれらのデックはそこまでくっつかないので単純に個々のクウォリティの問題なのかどうかはわかりませんが、デザインがいいだけに残念でした。
反りにくいのと、印刷のズレが少ないメリットは他の台湾製と同じで良いです。
箱に問題がありがちな台湾製ですが、これはフラップの開閉にも出し入れにもストレスありません。
バックがキラキラなのは意味がよくわからんですが、前に穴空いてるのは色々遊べて楽しいです。
なんでナイフ??と思ってたので道具のアイデアとチャドロンの演出は素晴らしいと思いました。
ラバーの感じもパドりやすくて良いですし、ちょっと変わったスティックメモリっぽいデザインも素敵です。
普段使いしたかったのでメモリとして機能しないのは寂しいですが、職場はUSBメモリ持ち込めないので個人的にはそんなマイナスでもないです。
クラウド化が一般にも浸透してきた2017年にもなるとこの形のメモリもそんな使わないので、あと数年もすればナイフ的な怪しさが出てしまうかもしれません。
一周してナイフに戻る前にがんがん演じたいです。
なんでもコンビンシングにやってしまうパトリッククンが「最もコンビンシングなカードコントロールです」とコメントを出してるからコンビンシングさに期待したけど、カードを最後まで押し込む所を見せれないから真ん中に入れたという説得力は薄い気がします。
PVのようにフェイスアップで単体の小品として演じるなら良いですが、シークレットムーブとしてのトップコントロールとしては怪しさが残ってしまいまね。
カードを差し込む所を見せれないのもそうですし、一瞬とはいえデックを手で完全にカバーしないといけないのもマイナスポイント。
角度的制約も、手でデックを隠すパスとほぼ同じで、デックの面を観客に向けた状態でしかできないのも不便に感じます。
パスと違って他の配列が乱れないのはプラスポイントですが、カモフラージュの動きを自然に出来るかどうかで好みは分かれるかと思います。
ただ、トップコントロールに関する研究は出尽くした感が出てきてからが勝負だと思うので、このようなアプローチの作品はこれからもどんどん買っていきたいです。
自分は、トライアンフは、レギューラーデックでは、「スロップシャッフル」、「ザローシャッフル」、「ブッシュファイヤートライアンフ」と3種類。ギミックでは、「チークトゥーチーク」、「ストリッパーデック」を使用したもの2種があるため、結論から言うとこれはやりません。そんなにバリエーションを増やす必要がないですし、ザローシャッフルだって、極めれば魔法のように見えます。
しかし、現象を見たときは、キレイに騙されました。革新的なアイデアではないですが、素晴らしいハンドリングだと思います。理屈は「ブッシュファイヤートライアンフ」に似ていますが、あちらの方が、より混ざった感じがして僕は好きです。ただ、トライアンフが好きな人は見てもいいかと思います。
率直な感想としては、このギミックカードに、この様な加工をすることにより、こんなことが出来てしまうのかということに感心しました。
自分はダブルリフトにストレスを感じることはあまりないので、これをやるかどうかはまだ分かりませんが、アイデアは非常に素晴らしいと感じます。ギミックを使う後ろめたさと、技法が不要になることを天秤にかけると自分はやらないかもしれません。
ただ、このギミックカードでトリプルリフトまで出来てしまうのは、考案した人は素晴らしいと思います。一見の価値ありです。またダブルリフトに自信のない人は、間違いなくお薦めできます。
2度目のレビューになりますが、これは実際に練習して人前で演じてみた上での感想で、実戦で使えるかどうかという、実用性をもとにレビューしているので、多少意見が厳しめになることをまずご了承ください。また前回のレビューも当時思っていたことを、書いているので、そちらも参考にしていただければと思います。
いきなり欠点になりますが、やはり難易度がかなり高いです。もちろんある程度であれば、出来ますが、このふじいあきらさんのレベルには到達できなかったです。というよりは、実際のふじいあきらさんが人前で演じている時の、リアクションの薄さでやる気をそがれたという方が正しいでしょうか。
こんなに難しいことをしているのに、お客さんの反応は「えっ」くらいで非常にさみしいものでした。ふじいあきらさんのレベルでそうなのだから、自分もそんなに大きな反響を得ることが出来ませんでした。それでこのマジックを練習するのをやめて、完全にレパートリーから外しました。
これをやるなら、野島さんのリンキングダイスの方がはるかに易しくて、実用的です。リアクションの大きさはさほど変わらないと思います。またあちらの方が、ウソの種明かしの部分が巧妙で面白いですし、素材もダイスの方が好きです。
以上から、厳しいですが、★3とさせていただきます。観賞用としてはいいですが、実用出来る段階に持っていくには相当時間がかかり、ハイリスクローリターンのマジックです。
これは素晴らしいマジックだと思います。その一つとして、簡単に習得できる点が挙げられるます。自分はリンキングするだけなら、極端な話1日で十分見せられるレベルになりました。難易度が★3になっていますが、そんなに難しくないと思います。ダイスを3個もって、手を離せるはずがないという、人間の先入観を利用しているのが、大変素晴らしいです。
素晴らしい理由のもう一つとして、ウソの種明かしの部分が、野島さんご本人も言っている通り面白いです。ふじいあきらさんのリンキングシガレットでのウソの種明かしの部分は、信憑性がないので、あまり感心しないですが、これは実際にやってみると、本当に信じてくれる人もいて、このアイデアは素晴らしいと実感しました。(映像でモザイクになっている部分です)
それと自分は天海のスリーダイス(マンスリーマジックレッスンの95号に演技・解説されています)をよく演じているのですが、その前段として、リンキングダイスを演じることにより、ルーティーンになったのが、非常に良かったです。マジックをつなげて演じることは、水沢 克也さんの「フォーカス」を見れば、その重要性は言うまでもありません。
野島さんは様々なマジックを発表されていますが、その中でも特に良い作品ではないでしょうか。フレンチドロップさんのオススメマークが付くのも納得です。
これを購入したのは2回目になります。当初は映像を見てすごいなと思い、他店で購入したのですが、このギミックカードが気に入らず、お蔵入りになりました。
ただ改めて、映像を見てやっぱり素晴らしいので再度購入し、レパートリーにめでたく入ることになりました。その決め手となったのはフレンチドロップさんの映像と、その解説でした。
料理でもそうですが、ちょっとしたことで大きく味が変わるように、フレンチさんのやり方は大変素晴らしく、やっぱりこのマジックは素晴らしいと思い直させてくれました。またフレンチさんの解説書でフォース技法をひとつ紹介してくれているのですが、大変賢く素晴らしいです。フレンチドロップさんの解説書に感謝です。
値段も安いですし、モンキーインザミドルなら断然こちらをお薦めします。
タイトルはコレクターズになっていますが、サンドイッチ現象です。同種のマジックにモンキーインザミドルがありますが、断然こちらの方がオススメです。サンドイッチ現象は地味であり、不思議さが弱いので、私は好きではないのですが、この商品だけは自信をもってオススメできます。
プロットは佐藤総さんのアウトソーイングサンドイッチですが、これはミミックショウを使うのがあまり好きではなくて、演じる気がしませんでした。しかし、今回この作品を見て、上記のプロットをそのままに、より現象がクリアに、より易しくなっており、大変素晴らしい。私は勝手にアルティメイトサンドイッチと呼んでいます。ギミックはフェニックスですが、簡単にどのカードでも自作できます。
これは当初そんなに期待していなかったのですが、映像をみて長年自分が求めていたサンドイッチ現象はこれだと、ついに見つけたと嬉しくなりました。これは決して大げさな表現ではなく、本当にお薦めです。なぜレビューがないのか、不思議ですので、書かせていただきます。
もうだいぶ前に発売された商品の復刻版ですが、私も一時期、レパートリーに入れていた時もありました。ただ個人的にはサンドイッチ現象があまり好きではないでの、今はレパートリーから外しています。
買ったことがない人なら、値段も手ごろですし、購入してみてもいいかとは思います。トリックカードも簡単に自作できるのも良い点です。しかし私は、ネタが少しダイレクト過ぎるのと、サンドイッチは地味なので、マルチプルセレクションの一つとしてならいいかとは思いますが、これを単体でやる気は、僕はしないです。
これをやるなら、サイエンスフリクションを使用した、ワンカードコレクターの方がオススメです。あちらは本当に素晴らしい現象で、自分の唯一のサンドイッチ現象として、レパートリーに入れています。フレンチドロップでも取り扱っているので、ご覧になるといいかと思います。
このマジックの発明に関しては本当に世界一でしょう。しかし、解説動画は3時間ぶっ通しでセクションごとに分かれていないのが残念です。半日時間のあるときに学んだ方が良いでしょう。これから話すことはアドバイスですが、ギミック作成に関してはFLAPという商品を参考にすると綺麗に作れるかもしれません。解説動画は英語ですが十分に理解出来る解説です。